デイサービスへ行くと、負けず嫌いの女性が3人揃う。
つい、口に出す言葉が、『男なんて、邪魔なだけよ。』 傍のキッチンでそれを聞いているのは、調理師の男性一人。 どんな気持ちで聞いているのだろうと気にはなるが、話はとどまるところを知らない。 3人とも、別居中1人。 バツイチ1人。 バツ2一人。 それぞれに連れ合いに苦労はしてきているから、言うことが辛辣である。 バツ2のリハビリの先生の息子が、神戸より、帰ってきて手伝うと言うのだ。 家の娘と同じ年で、予備校へは、私の息子と一緒に通った仲。 最初の結婚が、続いていたならば、今頃は医者になっていたかもしれないはずだ。 結婚して、7年目に夫の浮気、離婚して、3人の子供を連れて、リハビリの学校へ行き、 理学療法士になり、さらに技術を磨くため、ドイツへ子連れ留学。 帰国して、病院へ勤めながら、通っていた教会で、2度目の連れ合いに出会う。 再婚し、阿蘇に住みたいと私に話し、夢は実現したが、運命は微笑まなかった。 2度目の結婚でもうけた息子の学業のため、別居生活になり、 その間にまた、浮気をされ、離婚。 『男はさ~、自分が偉いと思っているけれど、違うのよ、子供が生まれたら、用はないのよ。威張るな!!』 その言葉の裏に隠された苦い思いは、隠しきれない。 3人の子供たちは、娘さんが一人だけ結婚し、2人は結婚していない。 彼らの父親は医師で、住む家も与えられている。しかし、父親が愛人を作らなかったならば、受けられた恵まれた環境で育ったはず。それがどんなに悔しいことか、母親の気持ちになって考えると、それはどこかにあるだろう。それでも彼なりに医者になろうとしたが夢は果たせなかった。 現に息子が高校を中退し、3年ほど、アルバイトをしたが、思い直し、高校へ進学したからとて、医学部へ合格するとは限らない。 3浪し、その夢はあきらめた。自分の子供の行く末を考えない親はいないだろう。 簡単に、浮気など出来る筈ではなかったと、悔やんでも、もう、遅い。後妻に納まった女性との間には、子供は女の子一人しかいない。だから、跡取りはいないのである。 私は子供が社会人になるまではと頑張ってきたが、あまり違いはない。 設計図通りに行かないのが人生ではあるが、その息子さんの顔を見るたび、心の奥にある闇に、心が痛む。 両親の離婚に傷付いた彼は、、高校生の時、ぐれたと言う。 大人たちの勝手な行いに心を痛めてきた子供たちは、結婚の夢は抱いていない。 だから、『孫だ。孫だ。』と騒ぐ女性よりも真剣に老後を考えている。 孫は大きくなれば、小遣いをもらう時だけしか、近づかないのだ。 その現実は確実に来る。 その前に、自分の老後を真剣に考えなければならない。 この3人の女たちは、夜ひとりになる時間が待ち遠しい。本を開いて、好きな世界に没頭できるからだ。 それが寂しいとは思わない。騒がしいTVの音もなく、好きなように過ごす。 だから、今が楽しいのだ。 ![]() にほんブログ村 にほんブログ村 ![]() 雨の朝、デイサービスの迎えの車が来る前に撮った写真です。 この花庭は、私専用の庭で、『離婚して、帰ってきたお前の暇な時間をここで潰せ。』と、ジィ様がわざわざ、作ってくれた庭です。 何でも、気に入ったものを植えています。 山百合に、カモミール、など、あるのですが、今一つなんか足りないのです。 ワンコ達は、娘の部屋に固まって、昼寝です。 ![]() リハビリに行けば、早速、始まりました。 午前中、午後からも。少ないので、のんびりしています。 休憩中に始まった会話は・・・・・ 『ここに住んでいて、ご主人は何にも言わないと???』 『うん、一人で決め、決めたことを主人に宣告しただけよ。』 『それって、離婚を前提にした別居と同じよ。』 『合わないからね。義父母の介護が済んだので、家を出たのよ。』 『ああ~~・・・・・』 『一緒に住めば、全部、私に寄りかかって、何もしない人で、文句だけは言うのよ。昔は農家だったので、土地はあるし、お金もある。貸家もアパートもあって、・・・・・でもね、考えが昔の農家の考え方なのよ。わかる???』 『そりゃ~農家の考え方なら、もう、都会ではやっていけないし、長男の嫁の立場なら、良くわかる!!』 『お金があったからって、それが何よ。お金じゃ買えないものがあるってことを頑として、認めない人なのよ。』 『それでここにきて、住みこんで気が楽になった???』 『なったよ。このまま、年を取ったら、引退してそのまま住めばいいもの。』 そうなのだ。我が両親を見ていれば、家に固執せず、こんな高齢者住宅で、気ままに過ごせばいいものを… 田舎の人はまず、家で死ぬことを考えるから、事がややこしくなる。両親もどちらかが、寝たっきりになれば、私では介護を続けることは無理だ。高齢者住宅へ入れることを一番に考えるようになってきた。 ごく普通の特別老人ホームなどに入れず、プライバシーが守られる介護付きの高齢者住宅へ入れようと決めている。4人部屋で、見捨てられたような気持にさせず、自分だけの空間が保たれている高齢者の住宅なら、好きなときに泊まり込みもできるし、帰りたいと言えば、近くだから、すぐに連れて帰れる。 認知症の方でも、寝たっきりの人でも24時間介護が受けられる個人のアパートみたいなものである。 ただ、お金は部屋代、食事代、介護料はかかる。この阿蘇の農家では、入れる人は少ないだろう。 ある程度の年金が補償された人であるならば、安いと言えよう。 この高齢者住宅が南阿蘇に出来て、その経営者に自分の友人がなったと言う幸運を喜びたい。 ところが、両親はだんだん元気になってきた。いつまで元気でいられるかはわからないが、体力に自信が無くなるまでは、何も言わずにいる。 阿蘇・中岳までなら、20分くらいで行く場所である。 私はその高齢者住宅の中のデイサービスに通っているのだ。 こじんまりとして、床暖房で、国道からは、音が聞こえないだけ離れていて、緑に囲まれ、広い敷地の中にある。まだ、熊本では知っている人も少ないが、だんだん広まってくると思う。 そこには夜中でも駆けつけてくれる医師がいて、熊本市内までは、45分と近い。 田舎が好きな人であれば、絶好の条件である。 と、言って見るが、本当は私が住みたいのである。本音は… ![]() にほんブログ村 にほんブログ村 団塊の世代が何か、やらかすと、娘が『また、団塊の世代が…』とこっちを睨む。
山で遭難しても、旅行で事故に遭っても。 仕方がない。 何を言われても。 私も団塊の世代の尻尾の方だけど、 狭い教室に詰め込まれ、時間外の授業まで、受けさせられて、成績の番数は張り出され、 おまけに、高校は受験する高校が校区外だと、ハンディを負わされ、 通学列車は、ギュウギュウ詰めの蒸気機関車の頃だったもの。 だから、今、現役を退いたら、好きなことをやるよ。 まあね、わがままなことは認めるけれど。 その精神は、『みんなで渡れば怖くない。』の感がある。 戦後すぐに生まれ、戦前の教育を受けた親に躾けられれば、どこかで反発はするよ。 だから、今、元気なうちにやりたいことをやる人たちが多いのだろう。 海外旅行に登山、何でもかんでも。 私だって、それをやっている。自然農法を… 畑に雑草が生えていたって、それがどうした。 両親は、ピンセットでも抜きたいような小さな雑草までも抜こうとする。 『人に笑われる』と言ってね。 誰も見ていないのに、暮らしでいっぱいの人には、周りを見る余裕はないよ。 それが嫌いでね。 私がデイサービスを変わる度に、娘に言われる。 『あれだけ良くしてもらっておいて、また変わるの???団塊の世代が本格的にデイサービスに行く年頃になったら、デイサービスは大変よ。』 そうですね。自分のしたいことをやりますから。 自己主張はするはずです。だって、今のデイサービスのやり方には、ちと疑問があるんだもの。 老人たちだって、尊敬の気持ちのある扱いをしてもらいたいのよ。 それが、施設によって、違いが有り過ぎる。 でも悲しいかな。戦後、戦中派はそれに逆らえない。黙って受け入れる。 だから、それらが鼻に付きだしたら、抗議するかやめるか。 抗議はしてきた。 でも、まだ、その風潮は残っている。だから、やめることになる。 まだ、元気な団塊の世代はこんな現状を知らない人が多いだろう。 いざ、自分がデイサービスを受けるようになると、自己主張はするだろう。 だけど、考えなければならないこともある。 自分だけのことばかりを考えてはならない。 核家族で、暮らしてきた人たちに言いたい。 いつかは二人だけの暮らしになって、孤独になる日が来る。 どこかで、人と繋がることを考えなければ。 病気をしたり、怪我をしたりした時、寄り添ってくれる友達が必要だ。 ![]() にほんブログ村 にほんブログ村 ![]() 花バァちゃまの夜の様子。寒いのか、震えていました。 私がベットに寝ると、花も自分のベットで休みます。 横になったところに布団をかけてやると、震えも止まり、深い眠りに入りました。 朝、5時半になると、元気に飛び出していきました。 でも、今は眠っています。尻尾もライオンカットです。 ![]() ![]() ![]() 恵美にお風呂に入れてもらい、毛を乾かしながら、ブラッシング中。 小太郎は、ラブのミックスですので、毛が抜けやすくブラッシングが欠かせません。 でも、お風呂に入るのは大好きです。 ![]() さぶの日向ぼっこの様子。 黒い毛がピカピカになって、光っています。 トロンとした表情は、気持ちが良いのでしょうか。 でも、お腹のだぶつきが気になりだしたのです。この子もダイエットかな。 今日はこんな天気です。さわやかな五月晴れです。 ![]() ![]() にほんブログ村 にほんブログ村 ![]() 花・・・・柴犬の雑種。この界隈では知らぬ人はいない位、有名犬。 御年、14歳。自由気ままに生きてきて、ついにばぁ様と言われるまでになった。 それが、1か月ほど前から、皮膚がおかしくなってきた。つまり、激しい痒みで毛が禿出したのだ。 行き付けの病院は遠いので、娘が暇になるまで、様子を見ていた。 電話では、相談していたが、ついに結論が出た。 夏毛にもならないようなので、いっそ丸刈りをしてみて、薬湯で洗い、薬を付けましょうとなった。 その後の姿がこれ。 ![]() ![]() まだ、肌は見せられません。 ダニに咬まれた後のアレルギーだそうです。長い間に体が受け付けなくなったと思われます。 自由に行動する時間が多いため、その行動範囲をつかめなかったのです。 薬湯の匂いぷんぷんさせて帰ってきたら、さぶも小太郎も近寄りません。 『どうも花ちゃんらしきオバしゃんではあるが、変なの!』 当の花は、病院の疲れと、痒みの無い体に眠ってばかり。 年には勝てない花ばぁ様です。 でも、私としては、最後まで一緒に過ごします。 介護が必要になれば、介護はするし、最後の最後まで、面倒を見ます。 どんな時も、笑いを運んでくれた花ですもの。 でもこの虎刈りが功を奏して、元気になってくれれば、どんなにか嬉しいでしょう。 しばらくは、ハーブの力でかゆみを抑えます。 でも、バッチフラワーのレスキューで、落ち着いてはいたんです。 病院へ行っている間に花のベットは洗濯され、きれいになって安心して、熟睡中です。 ![]() にほんブログ村 にほんブログ村
|
カテゴリ
お気に入りブログ
外部リンク
最新の記事
検索
タグ
ファン
以前の記事
2012年 05月
2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||